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ショートケーキって短いケーキ?

ショートケーキ(short cake)は日本及び西欧にそれぞれあるケーキの種類ですが日本のイメージする「スポンジとクリームが層になってイチゴなどがのせられた」ショートケーキは英語圏ではレイヤーケーキ(layer cakeあるいはlayered cake)とよばれることが多いです。

ショート(short)には「短い」以外に「サクサクした」という意味がありますので英国で「ショートケーキ」といえばビスケットのような生地を土台にしたケーキのことで油脂の一種であるショートニングを使うことが名前の由来となっています。

たまたまこのケーキが小さかったため、、日本に伝わってきた時に「小さいケーキ=ショートケーキ」と解釈されたようです。

1588年、イギリスの料理本「English's Cookbook」に記録されたショートケーキは現在の世界中のショートケーキのルーツになっています。1602年、イギリスの植民地であるアメリカがショートケーキの文化を受容した後にパンやクッキーも生地として使われるようになり、フルーツ味のソーダジュースを生クリームに入れるようになったとのことです。イギリス式もアメリカ式も日本のショートケーキと別物と言える程大きな差があります。

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