パセリ（parsley）で健康レシピ

料理の単なる飾りではない「薬草」、、パセリの効能は食中毒の予防・眼病・内分泌の病気予防・肝機能強化などがあげられます。

ヨーロッパ中南部からアフリカ北岸原産のセリ科の越年生草本（秋に発芽して冬を越し良く春に開花・結実、植物の地上に出ている部分が柔らかで木質ではない）

ヨーロッパでは紀元前4世紀から栽培され、古代ギリシャ、ローマ時代は食中毒や二日酔いの予防に重宝され宴会の象徴とされていた、競技の優勝者にパセリの冠を与えていたとのことです。

パセリ特有の香りは、、ピネン・アピオールという精油（虫をつきにくくし、殺菌効果もあり）で、腸内で肉や脂の腐敗・消化不良を防ぐ効果があります。（食中毒の予防）

パセリはニンジンと同量のβ-カロチン。B群・C・Eなどのビタミン類と鉄・カルシウム・リン・イオウ・カリウムなどのミネラルを豊富に含有しています。この様なビタミン・ミネラル類・精油成分の総合効果として、、①食欲増進、健胃、整腸　②利尿を促す　③眼・視神経の病気に奏効　④眼・腎臓・膀胱・尿管の感染症に奏効　⑤血管を若くししなやかに保つ　⑥イライラやノイローゼの防止・改善　⑦貧血を防止し、酸素運搬能力を増し脳の働きを活性化　⑧クロロフィルや塩素が体内の老廃物を解毒　⑨副腎や甲状腺・卵巣などのホルモン臓器を正常化　⑩肝機能の強化　など多くの作用があります。

民間療法では、、よく噛んで食べるとタバコの口臭止めになる、生の葉をもんで虫刺されの患部に直接擦り込むなどもあるようです。

日々の食にパセリを取り入れてみてはいかがでしょうか、、、、、