レンコン（蓮根）‥旬は秋～冬　

7月～8月頃大型の薄紅色の花が朝日と共に開花して午後3時頃に閉じる。これを繰り返して4日目に散るという珍しい花で、、その種子は3千年もの間発芽力を保持することができます。（これを実証した有名な話は1951年3月に千葉市検見川の3千年前の地層から見つかったハスの種子を大賀一郎博士が発芽させたことです。）

日本には古く中国から渡来したそうで、、、、花托（かたく）の形が《ハチの巣》に似ていることから、、万葉時代は《蜂巣》（ハチス）と呼ばれ、後に（チ）が発音されなくなってハスになったとされています。

地下茎（レンコン）の主成分は炭水化物ででんぶんと同様に食物繊維が存分に含まれていて、、ビタミンCはレモンの含有量と同じくらい豊富で、貧血の改善に必要な鉄も多く含まれています。黒ずみのアクの成分はタンニンで、、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の出血、鼻血の止血に奏効します。