塗膜の塗料の成分構成
塗料は「顔料」「樹脂」「添加剤」「溶剤」の4つの成分で構成されています。これらの分配量の違いで耐久性・価格に差が生じています。一般的には樹脂が多い程上質となります。
顔料・・・それ自体が色を有する粉末固体で主に塗料の色彩を形成します。
樹脂・・・顔料を膜(塗膜)として密着させる役割を果たします。樹脂の種類(アクリル・シリコン・フッ素など)によって耐久性に差が生じます。
溶剤・・・シンナーや水など樹脂を溶かしたり薄めたりするための透明な液体のことです。塗料を適正な粘度に調整したり、塗膜表面の仕上がりを良くするために使用します。
添加剤・・・防藻・防カビ・低汚染・抗菌など塗料に機能を持たせる補助薬品のことです。